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ファッションデザイナーが使う仕事道具

ファッション業界において特に華やかでかっこいいイメージのあるファッションデザイナーですが、実際にはどのような道具を使って仕事をしているのでしょうか。いくつかの例を挙げていきます。
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目次

デザイン画を描くための道具

ファッションデザイナーはデザインを考えるところから仕事が始まるため、デザイン画を描くことが必須の場合が多いです。デザイン画は、企業やデザイナーによってはパソコンのソフトなどを使って描く場合もあるようですが、手書きの場合に使う道具として挙げられるのは、鉛筆、消しゴム、定規類、紙、着色するための道具などです。

鉛筆は、ごく一般的な鉛筆を使う人もいれば、「擦筆(さっぴつ)」という道具を使用する場合もあります。これは、デッサンなどでよく用いられる道具で、鉛筆で描いた線の上をこの擦筆でおさえつけることで、グラデーションをつけることができます。デザイナーによっては、はじめから専用のペンで描く人もいれば、ボールペンなどを使う場合などもあり、人それぞれ好みの方法や企業で決まった方法とっています。
消しゴムは、広範囲消せるものと、ペン型のような細かい部分を消せるものの2種類あるとよいでしょう。
定規類もデザイン画を描くためにはとても必要な道具です。枠やガイドラインを引くとき、服のまっすぐなラインを引くときなどに使用するので、15センチくらいの短めのもの、30センチ定規、三角定規、細かいマス目入りの定規、さらに、ボタンやカーブを描くための専用の定規など、様々な種類を使用します。
紙も、デザイナーによって異なりますが、安価で手に入りやすい普通紙を使用する人もいれば、画用紙などのデッサン専用のものを使用する人、タイプ紙やトレーシングペーパーに書き、台紙に貼り付ける人もいます。
着色には、水彩絵の具や、透明水彩、色鉛筆、カラーマーカーなどを使用します。企業やブランド、デザイナーによっては着色は行わないという場合もあります。
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ノートとペンは常に持ち歩く

ファッションデザイナーに限らず、クリエイティブな仕事をしている人は、ノートとペンを常に持ち歩いているという人が多く見られます。街を歩いていたり、電車に乗っているときなどにすれ違った人の服のデザインが気になった場合や、ふと思いうかんだキーワード、風景など、普段の生活の中に潜んでいるデザインソースになりそうなものをメモしておくためです。
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ミシンや裁縫道具

必ずできなければいけない、というわけではないですが、ファッション業界で仕事をしている人には専門学校などを出ている人が多いので最低限のミシンや裁縫の技術はあって当然と思われている場合が多いです。ファッションデザイナーがミシンが使えて縫製ができると、自身で仮縫いやサンプルの簡単な修正やボタン付けができたり、商品のお直しなどができるので、最低限のミシンや裁ちばさみ、裁縫道具はあったほうが良いでしょう。
ミシンは、企業によって異なりますが職業用ミシンと呼ばれるタイプのものが1台あるとよいでしょう。「JUKI」というメーカーの職業用ミシンが代表的です。

ファッション業界で活躍している人は、専門学校や大学入学時に道具類を一式そろえ、それを何年も大切に使っているという人もいますが、仕事をこなすうちに自分に合った方法や道具が出てくるという場合が多いです。自分の手になじむ使いやすい道具を見つけられるとよいでしょう。

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