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真知子巻き

真知子巻きは、1953年に大ヒットした映画「君の名は」に出てくるヒロインの名前です。真知子がストールを頭から首のまわりにかぶるように巻いていたことから、多くの若い女性がこの真知子巻きを真似し、大ブームとなりました。

流行った年代

1950年代。

日本での流行

1953年の映画「君の名は」で、岸恵子が演じる主人公のヒロイン真知子がストールを頭から首のまわりにかぶるように巻いていた格好が大ブームとなり、女性の中でショールやストールをかぶるように巻く真知子巻きが一気に流行りました。

合わせ方

今の時代に真知子巻きをしている人はほとんどいませんが、当時は、ショールは白い毛糸で編んだものが特に好まれました。これは、ファッション性という点もそうですが、暖かく実用的だったためです。実際、流行った背景としては、大人気ラジオドラマ・映画の主人公が真知子巻きをしていたこもありますが、首に巻くしかないストールを頭からかぶることで、意外性がでて、コーディネートの雰囲気をガラリを変えてくれます。更に、秋〜冬には肌寒い顔周り・頭周りを防寒してもくれるため、便利さというものもありました。また、顔周りを隠すことができるため、小顔に見え、より美貌度合いが上がります。合わせ方の王道は、白や黒、紺など、比較的シンプルな色のストールを使うことです。どうしても黒のアウターが増えるので、ストールは同系色もしくは白色でポイントを作ってもいいでしょう。ストールに明るい色(赤、黄など)を持ってるくのは、なかなかコーディネートの難易度を上げてしまいます。ストールだけが浮いてしまい、まとまりがないように見えてしまいます。今の時代に真知子巻きは難しいですが、真知子巻きのようにストールの巻き方やストールそのものに拘ることは非常に重要です。ストールの掛け方、巻き方を変えるだけでも、ドレス系のスタイルを着崩すこともできますし、カジュアルな格好にストールを足すだけで一気にドレスアップすることができます。レディスだけでなく、メンズファッションでもストールを取り入れたファッションが年々増えていますので、1つのストールの使い方、ヒントをもらうため、と割り切って真知子巻きを勉強するのも大事でしょう。

まとめ

どの時代にもドラマや芸能人、アーティストの作った流行というのがあります。アムラーなどもそうでしょう。真知子巻きもまさに芸能人・ドラマが作った1つの流行ではあります。しかし、ストール1つでコーディネートの印象をここまで変えることができる、というの教えてくれた現象でもあります。ストールというファッションアイテムの素材や色、柄を変えるだけでもその人の印象は変わりますし、巻き方・掛け方を変えるだけでも、新しいコーディネートが出来上がります。この真知子巻きを知ることにより、既存のファッションコーディネートの枠にはまるのではなく、自分なりに1から使い方、着こなし方を考え着用することで、新しいスタイルが出来上がり、それが個性へと変わっていきます。以前流行ったものが、なぜ流行ったのか?どこが違うのか?など流行したメカニズムを考えることにより、ファッションにも通じますし、ファッション以外のものにも活かせる知識なども得れることがありますので、こういった1つ1つの流行の事象をしっかりと把握・勉強していきましょう。

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