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スナップボタン

スナップボタン:snap button

スナップボタンとは凸凹で一対ボタンの名称です。留めるときにパチっと音がする。動詞snap=「・・・をパチンと鳴らす」から命名されており、金属バネ機構によって開閉する機能を持つボタンです。

スナップボタン誕生の歴史

さて質問です。このスナップボタン、一体いつ、何処で作られたものか想像がつきますか?私の個人的な感覚として、戦後のアメリカで作られたものかな~なんて想像しておりましたが、いえいえ大ハズレでした。(笑)調べてみると、アルベール・ピエール・レイモン氏がフランスのグルノーブルの地に1865年に設立したARaymond社によって、1886年(何と130年前!)にスナップボタンを発明していたのです。今から130年も前ですよ~!凄すぎます。同社は手袋及び靴産業用ファスナー部品の開発・製造を手掛けたのが始まりのようで、このスナップボタンの発明を機に、世界的な成功を収め、大きく発展したのだとか。ボタンで世界を制覇・・・。夢と浪漫の時代ですね。スナップボタンは欧米で特許が出願され、今日に至る同社の挑戦の歴史が始まったというのです。
ファスニング技術におけるヨーロッパの2大企業である同社とKamaxが1999年に合弁会社FACIL & Cie G.V.Cを設立する迄、同社はモード産業の有名ブランドに対して各種付属品(スナップボタン、リベット、フックなど)を開発・生産し続けてきたのでした。

スナップ&ボタンについて更に遡ると

スナップボタンという機構のものは130年前に発明されたものであることが分かりましたが、ボタンの起源を調べると、これはもうとんでもない時代にまで遡ります。何と紀元前4000年頃のエジプトの遺跡から出土していると言うではありませんか!!当時の古代エジブトではボタンは留め具としてではなく、権威を表す装飾品・バッジとしての意味だったんだそうですよ。今で言う勲章の様な物でしょうか?5~6世紀頃になると古代ゲルマン民族が留め具としての用途で、動物の骨や角や貝などを使ってボタンを作り始めたと。そして今のような金属製のボタンが登場するのは18世紀のイギリスからで、ヨーロッパ中に広がっていき、アメリカでジーンズの普及と共に多様な金属ボタンが発明されてきたのでした。因みに日本だと、明治初期の帝国海軍・陸軍の制服に採用されたのが始まりのようで、やはり軍服というのはボタンに限らず、色んなファッションアイテムの発展に必ず関係がありますね。

スナップボタンはひとつだけでは無い

スナップボタンは他にもアメリカンホック、バネホック、ストロングホック、ジャンパーホック、ロットボタンと種類があるのです。スナップボタンとアメリカンホックは爪で噛むタイプのものです。スナップボタンはソーオン(糸で付ける)ボタンに比べると着脱がワンタッチで簡単であるという機能性と、簡単に取れない信頼性、そして形や色が豊富なファッション性などの特徴から、アパレルには欠かせないアイテムです。また、最近では金属製だけに留まらず、プラスチック製スナップボタンも普及してきています。こちら、簡単な専用工具さえ有れば素人でも簡単に付けられるという事から、自作手芸のマーケットでも人気があるアイテムとなっています。

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