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サファリルック

サファリルック:Safari style

サファリとはアフリカでの狩猟旅行のことを意味し、サファリルック(Safari style)とは狩猟服や旅行服のことをいいます。1960~70年代にかけて男女共にブームとなり、ベルト付きのサファリジャケットや丈の短いショーツに膝丈のソックスを合わせ、つば広の帽子をかぶったスタイルがサファリルックと呼ばれるようになりました。

サファリルックの起源

サファリルックが誕生したきっかけは、1920年代にイギリス王室でアフリカ旅行が流行したことです。サファリとはアフリカ大陸への狩猟旅行という意味で、ウィンザー公をはじめヨーロッパの貴族たちがアフリカを刺激的なリゾート地に選び旅行へ出かけていたときに着用していたスタイルがサファリルックと呼ばれるようになりました。文豪のアーネスト・ヘミングウェイもサファリジャケットを着てアフリカへ渡り、セレブの優雅なスポーツウェアとして認識されるようになります。

一般的に流行したのは1960年代に入ってからで、イヴ・サンローランをはじめハイブランドがコレクションでサファリルックを発表するなどサファリルックブームが訪れます。

サファリルックの代表的なアイテム

サファリルックの代表的なアイテムは、サファリジャケットです。サファリジャケットとは、シャツ襟、肩章、ジャケットと共布のベルト、シャツカフスがついていることが特徴的で、ベージュやカーキなどのアースカラーが基本となっています。また、ゆったりとした膝上丈のショーツにサファリハット、コルクの断熱材が入ったヘルメット型の日よけ帽子のコークヘルメット、直射日光が当たるのを防ぐトーピー、白の膝丈のソックスなどがサファリルックの代表的なアイテムです。アフリカの自然の中を探検する服装ですから、目立たないことと暑さや急な雨などを防げるということが一番に考えられたファッションになっています。

現代では、サファリジャケットがコート風にアレンジされたり、シャツワンピースにアレンジされたりとさまざまな変化をとげてバリエーション豊かなスタイルが見られます。

最後に

サファリルックは、ミリタリールックとの違いがわかりにくいですが、サファリルックはベージュやカーキなどアースカラーを用いたコーディネートで、サファリジャケットをアレンジしたアイテムやショーツを合わせることがポイントです。また、動きやすく涼しげに見えるように、ややゆとりのあるサイズ感や柔らかい素材感のものを使っていることが多いです。サファリルックはアフリカ大陸にバカンスに出かけるときの服装ですから、どこかリゾート感も感じられるスタイルなんですね。アフリカ大陸に生息しているようなヒョウ柄やゼブラ柄が用いられることもあります。

対してミリタリールックは、主役となる色はカーキやカモフラージュ柄で、実用的な防護服の意味合いが強いのでトレンチコートやミリタリージャケット、カーゴパンツなど体をしっかりと覆うアイテムが多くなっています。サファリルックとミリタリールックは、どちらも本来のものから現代風にアレンジされていますから違いがわかりづらくなってきてはいますが、起源もスタイルもはっきりと違うものなんですね。

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